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品番:VT022
サイズ:W65×D75×H83×SH40cm
デザイナー名: Finn Juhl /フィン・ユール
メーカー名:Bovirke/ボヴィルケ(デンマーク)
デザイン年:1946年
製造番号:BO59
1946年、デンマークのBovirke社より発表された巨匠Finn Juhl(フィン・ユール)のイージーチェアModel BO 59。
“Westermanns kaminstol” もしくは、”Fireplace chair”という愛称でも知られており、巨匠ならではの彫刻的に丁寧に削り出されたアームや座面下の貫のXの接合部分が特徴的で大変美しい、Finn Juhlの特徴が随所に見られる人気の高いモデルです。
Finn Juhl(デンマーク・1912-1989) /フィン・ユールについて
フィン・ユールは若い頃は美術史家を志していましたが、父親の反対から王立芸術アカデミー建築科に進学し、在学中からヴィルヘルム・ラウリッツェンの建築事務所で働き始めました。
1937年、25歳のときに家具職人組合の展示会に初出品し、家具職人ニールス・ヴォッダーとの協力関係のもと、1940年代には《イージーチェア No.45》、《チーフテンチェア》など、代表作となる椅子をデザインしました。また、1942年にはコペンハーゲン北部のオードロップゴーに自邸を建設し、自らデザインした家具や日用品に囲まれて暮らしていました。
1950年代はアメリカへと活動の場を広げ、国連本部ビルの信託統治理事会議場のインテリアと家具デザインを手掛けるなど、国際的に名を広めていった。スカンジナヴィア航空のオフィスや旅客機のインテリアデザイン、世界各地で開催されたデンマーク・デザインを紹介する展覧会場デザインなど、建築家、インテリアデザイナーとしても幅広く活躍しています。