在庫なし/
品番:VT003
サイズ:W74×D72×H78cm
デザイナー名:Finn Juhl /フィン・ユール
メーカー名:France & Daverkosen/フランス&デヴァーコセン
デザイン年:1954年
製造番号:FD133
フィン・ユールが1954年にデザインしたイージーチェア。
デンマークの家具メーカーFrance & Daverkosen(現在France & Son)社が1950年代に製造したものです。チーク材が使用されたフレームは、木球を用いた特徴的なデザインで、またエレガントな形状をしています。
彼のデザインは曲線を駆使した個性的で彫刻的なものが多く、妥協を許さないアート作品です。
Finn Juhl (デンマーク・1912-1989)/フィン・ユールについて
フィン・ユールは若い頃は美術史家を志していましたが、父親の反対から王立芸術アカデミー建築科に進学し、在学中からヴィルヘルム・ラウリッツェンの建築事務所で働き始めました。
1937年、25歳のときに家具職人組合の展示会に初出品し、家具職人ニールス・ヴォッダーとの協力関係のもと、1940年代には《イージーチェア No.45》、《チーフテンチェア》など、代表作となる椅子をデザインしました。また、1942年にはコペンハーゲン北部のオードロップゴーに自邸を建設し、自らデザインした家具や日用品に囲まれて暮らしていました。
1950年代はアメリカへと活動の場を広げ、国連本部ビルの信託統治理事会議場のインテリアと家具デザインを手掛けるなど、国際的に名を広めていった。スカンジナヴィア航空のオフィスや旅客機のインテリアデザイン、世界各地で開催されたデンマーク・デザインを紹介する展覧会場デザインなど、建築家、インテリアデザイナーとしても幅広く活躍しています。