今回のブログでは、現在大阪の阪急メンズ大阪に特別展示をしているヤコブセンの名作、スワンチェアについてご紹介いたします。
(※阪急メンズでのPOP UPは2023年12月をもちまして終了しております。)
スワンチェアは、アルネ・ヤコブセンが1958年にコペンハーゲンのSASロイヤルホテル(現:ラディソンコレクションホテル)のロビーやラウンジエリアのためにデザインしたチェアです。
日本では「スワンチェア」という名前で有名ですが、正式名称は「スワン(白鳥)」であり、発売当初から現在に至るまで、フリッツ・ハンセン社にて製造されています。
その名の通り、白鳥が優雅に水辺で羽を広げているようなデザインからその愛称が付けられました。
スワンチェアは曲線のみで構成されるシンプルで特徴的な「シェル構造」のフォルムで構成されており、モダンながら見る人に有機的でソフトな印象を与えます。
この曲線のフォルムは発表当時は今までのチェアの概念を打ち破る革新的なデザインとして高く評価され、人々に衝撃を与えました。
スワンチェアは実際に座ってみると椅子全体にに包み込まれるような安心感があり、ふっくらとした曲線の座面がしっかりと体にフィットしてくれます。
背もたれはローバックですが、しっかりとした支えを感じられる快適な座り心地です。
羽のように優しく膨らんだアームも程よい高さのため、自然な体勢で両腕を預けることができます。
時代の流れを一切感じさせない、まさにモダニズムの巨匠と言われるヤコブセンの魅力が詰め込まれた作品ですね。
このチェアは現在、12/1(金)〜26(火)まで大阪・阪急メンズ大阪にて開催されている、姉妹店TOKYO APARTMENT STOREのPOP UPイベントにて実際にご覧いただき、お試しいただくことができます。
(※阪急メンズでのPOP UPは2023年12月をもちまして終了しております。)
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普段は東京でしか見ることのできないスワンチェアを大阪で体験することのできる貴重な機会。
お近くにお越しの方はぜひ、皆様お気軽にお立ち寄りくださいませ。