今回のブログでは、ボーエ・モーエンセンがデザインをしたサイドチェア Model:122についてご紹介いたします。




 

チェア 122は1952年にデザインされ、Soborg Mobler(ソボー・モブラー)によって製作されました。





座面と背もたれはチーク材、脚部フレームはオーク材のコンビネーションの組み合わせで形成された、木の温かみが感じられるデザインです。




 

 

一見シンプルでよくあるチェアのように見えるかもしれませんが、実際に座ってみるとこのチェアの魅力がよくわかります。




程よくカーブを描いた座面と背もたれは、木だけでできていることを忘れてしまいそうなほどに柔らかく快適な座り心地。

 

 

 

また、必要最低のシンプルなデザインのため、軽く女性や子供でも容易に移動させることができ、モーエンセンの信念である「デザイン性よりも実用性」というこだわりを体現しているかのようなチェアです。



 

脚やフレームのデザインは、直線を一切使用せず全てのラインが美しい曲線を描いており、無垢材の魅力を引き出した滑らかな質感も魅力ですね。




製造元であるSoborg Mobler (ソボー・モブラー)は、ボーエ・モーエンセンだけではなくハンス・J・ウェグナー、フィン・ユールなど、名だたるデザイナーと家具を共作したメーカーです。



 

「コペンハーゲン家具職人ギルド展示会」という家具職人の新作展で発表するなど、デンマークデザインの中心に位置した家具メーカーであり、常により快適なデザイン・デンマークの家具技術を世に広める美しいデザインの開発を行っています。

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